こんにちは!美容師暦20年、むぎっこです!
お客様のお悩みに多いのが白髪の悩み。
「白髪が気になるけど、白髪染めは抵抗がある」という方がとっても多いです。
最近はそういったお悩みに合わせ、明るい色味を楽しむ白髪染めのカラー剤もたくさん出ています。
今回はハイライトを入れて白髪をぼかす、デザインカラーをご紹介します!
Before
まずは染める前の状態です。
白髪は全体の40%くらい。
表面よりも内側が多く、50〜60%くらいの所も。
この白髪率によって染まり具合(仕上がりの明るさや色味の出方)がだいぶ変わってきます。
この見極めがとっても大切です。
①全体にハイライトを入れていく
ハイライトとは、ベースの色よりも明るい色を部分的に入れていくデザインカラーの一つです。
動きを出したり、立体感を出したり、ポイントで入れることでデザイン性をUPさせたりと、様々なシーンで使われる技術。
今回は全体のトーンアップと、「仕上がりにもハイライトがいきるようにしたい」というご希望からしっかりめにブリーチでハイライトを入れていきます。
細い線状に髪の毛をホイルにとって・・・
ブリーチ剤を塗布します。
全体に入れていきます。
②一度シャンプーをしてベースの出来上がり!
時間を置いて一度シャンプーすると・・・
こんな感じに!
これでベースの完成です。
③カラー剤を塗布
通常通りワンメイクでカラーをします。
ワンメイクとは、おそらく皆さんが普段カラーリングされている方法で、一つのカラー剤で根本から毛先まで染める方法です。
厳密には、髪のダメージやカラーの褪色具合によって薬剤の使い分けをしていますが、今回はまず置いておきますね。
しっかりと時間を置いてお仕上げです!
After
仕上がりはこちら!
ベースの部分もハイライトを入れた部分も、しっかりと色が入っていますね!
ハイライトの部分はベースよりも明るく、色味もしっかりと感じられます。
白髪の多かった内側も綺麗なベージュ系の仕上がりです!
明るい白髪染めだけだと白髪の部分がキラキラした仕上がりになりやすいのですが、ハイライトを入れると気になりません!
まとめ
\ Before /
\ After /
いかがですか?!
ブリーチをした部分には色味が綺麗に入る為、白髪染めにはなかなか出せない透明感のある色味を楽しむことができます!
ブリーチは髪への負担が大きく、心配される方も多いです。
ダメージを最小限に抑えつつカラーができるトリートメントなどもありますので、担当者に相談してみるといいと思います!
実際にこちらのモデルさんもトリートメントをしながら染めさせていただいたので、染めた後の髪の毛はツヤツヤで手触りも良い仕上がりになりました。
白髪でもデザインカラーを楽しもう!
ハイライトを入れるデザインカラーは 暗い白髪染めに抵抗がある方だけでなく、
✔️ セルフカラーで髪の色が暗くなりすぎてしまった方
✔️ 染まりにくくて髪の色がなかなか明るくならない方
✔️ 透明感のあるカラーにしたい方
にもおすすめです!
いずれにせよ、担当美容師になんでも相談してみましょう!
白髪を活かしたデザインカラー、とってもおすすめです!
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